城咲仁さん(事務所提供)
城咲仁さん(事務所提供)
城咲流トマトつけ麺 (週刊朝日2021年4月2日号より)
城咲流トマトつけ麺 (週刊朝日2021年4月2日号より)

 バカリズム、中丸雄一(KAT‐TUN)、カズレーザー(メイプル超合金)の3人が、家事について学ぶ人気バラエティー番組「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日系・毎週火曜夜6時45分~)。3月3日の放送回で、本誌の森下香枝編集長が番組に出演し、オーディションの審査を行った。

【元カリスマホスト・城咲流トマトつけ麺のレシピはこちら】

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 その名も、「料理芸能人スター誕生オーディション」。プロ顔負けの料理テクニックで知られる“料理芸能人”から、お笑いタレントの三瓶、元モーニング娘。でタレントの石黒彩、元カリスマホストで現在タレントとして活躍する城咲仁の3人が“元料理スター”として登場し、それぞれがオリジナルレシピを披露。料理雑誌編集長やレシピ動画アプリ編集長に交じり、本誌の編集長も審査員として各レシピを試食。合格レシピがあれば、コラボ企画として各メディアで紹介するという流れだ。

「さっぱりしていて、食べやすくておいしい。冷蔵庫の余りがちな食材で手軽にできるレシピで、読者も再現しやすそう」

 と本誌編集長が太鼓判を押したのが、城咲仁さんの「城咲流トマトつけ麺」。氷水でしめた中華麺の上にキュウリやトマトの和風マリネをのせ、胡麻ダレとトマトジュースを混ぜたつけダレにつけて食すというもの。

 料理が得意という城咲さんだが、そもそも、元カリスマホストと料理との接点は? シニア向けの簡単レシピのコツなども知るべく、本誌は直接話を聞いた。

「実家が中華料理店で、小さい頃から料理が身近な環境で育ってきました。朝から晩まで両親が料理していて、見ているうちに覚えちゃう。『食べたものが体を作る』ということを、子ども時代からたたきこまれてきたんです」

 東京・歌舞伎町の老舗ホストクラブ「クラブ愛」のカリスマホストとして知られた城咲さん。丸6年のホスト歴のうち、5年間トップの座に君臨。年収は1億円を超え、メディア出演も相次いだ。

「でもホストはなるべく短期間で辞めようと思っていたんです。ホストになったのは接客を覚えたかったから。目の前のお客さんに喜んでもらうためにどうしたらいいか、常に考えていました」

 ホスト時代は、完全夜型の生活。夜8時から朝7時まで、大量のお酒をノンストップで飲む毎日。二日酔いが連日続く日々の中で、健康維持のために欠かせなかったのが自炊だった。

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松岡かすみ

松岡かすみ

松岡かすみ(まつおか・かすみ) 1986年、高知県生まれ。同志社大学文学部卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどの分野で活動。

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