サントーシマさんはコロナ禍の今も毎朝5時半からオンラインのヨガレッスンをしている。

「午前中に体を動かして、脳に『朝だよ~』というサインを送ることが大切。できれば、外に出て日光を浴びながら散歩したり、行き交う人と笑顔やあいさつを交わしたりするのもいいです。外に出られないときは部屋の中で日が当たる窓のそばにいって胸を開き、深呼吸をしたり鼻歌を歌ったりしましょう」

「4-7-8呼吸法」も勧めている。舌の先を上の前歯の裏にあて、(1)口を閉じ、鼻から4秒かけて息を吸う(2)7秒間息を止める(3)8秒かけて口から息を吐く(舌先はそのままの状態で)。これを4回繰り返す。不安感を和らげ、眠りの質がよくなるという。

 まだまだ寒暖差が激しく、体調には気をつけたい季節。生活習慣の改善で免疫力を上げていただきたい。(本誌・大崎百紀)

週刊朝日  2021年3月26日号