止まらないお笑い下剋上 第7世代より第6世代、第6.5世代がいま、再評価される理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

止まらないお笑い下剋上 第7世代より第6世代、第6.5世代がいま、再評価される理由

牧忠則週刊朝日
「第6世代」の千鳥

「第6世代」の千鳥

第6.5世代の「パンサー」向井慧

第6.5世代の「パンサー」向井慧

 テレビ業界で一大ブームになっていたのが、「お笑い第7世代」だ。霜降り明星、EXIT、宮下草薙、四千頭身、ハナコ、3時のヒロイン、ぼる塾ら若手芸人たちが代表的なお笑い芸人で、テレビで見ない日がないほどの人気ぶりだ。

【写真】くりぃむ上田に「天才」と言われながら25年間パッとしなかったのはこの人!

「霜降り明星、EXITを筆頭に華やかな雰囲気で『主役感』があるのが特徴です。彼らはダウンタウン、とんねるずを見て萎縮する世代ではない。『体を張ってナンボの世界』といお笑いの型にはまらず、それぞれの個性で新しいお笑いの世界を作り上げている。一時は企画会議で『第7世代は絶対にキャスティングしろ』が合言葉になっていました」(テレビ制作スタッフ)

 お笑い芸人の中で第7世代に「入門希望者」が出るほどの人気ぶりだが、実はその上の第6世代も根強い人気を誇っていることに気づかされる。千鳥、オードリー、NON STYLE、平成ノブシコブシ、ハライチ、ジャルジャルがこの世代と言われている。

 千鳥は大阪で実力派コンビとして鳴らし、11年にTHE MANZAIで3位となり注目を集めた。翌12年に東京に進出したが、テレビでの露出は明らかに減るなど苦しんだ。紆余曲折を経たが、今やコンビで10本以上のレギュラーを持つ人気ぶりだ。オードリーも下積みが長かったが「ズレ漫才」でブレーク。ピンク色のベストがトレードマークの春日俊彰はアスリートやボディービルダーに活路を見出し、若林正恭も番組MCとして活躍している。

「この業界で息長くやっていくのは第6世代だと思います。NON STYLEの漫才は女子中高生から圧倒的な人気を誇り、ジャルジャルも独創的なコントが幅広い年齢層で受け入れられている。平成ノブシコブシ、ハライチも器用でどんな現場でも笑いに変えられる実力派です。雑誌やネットメディアなどでは第7世代ばかりフィーチャーされますが、『第6世代の方が第7世代より面白い』という視聴者は多いです」(前出のテレビ制作スタッフ)


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい