名水泳部に「名マネジャー」あり その役割を“経験者”平井コーチが語る (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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名水泳部に「名マネジャー」あり その役割を“経験者”平井コーチが語る

連載「金メダルへのコーチング」

平井伯昌週刊朝日
平井伯昌(ひらい・のりまさ)/競泳日本代表ヘッドコーチ、日本水泳連盟競泳委員長

平井伯昌(ひらい・のりまさ)/競泳日本代表ヘッドコーチ、日本水泳連盟競泳委員長

左から東洋大の椛愛理マネジャー、岡田真祐子コーチ、脇本茉耶トレーナー(T.S Serve Trainer Team)

左から東洋大の椛愛理マネジャー、岡田真祐子コーチ、脇本茉耶トレーナー(T.S Serve Trainer Team)

 2014年に入学してからマネジャーになり、卒業後は私とともに水泳部の指導にあたる岡田真祐子コーチは、選手のことを本当によく考えてくれます。私が気づかないところに気づいてくれるのは、複数で指導する良さだと思います。

 岡田コーチはマネジャーのときから7年にわたって私と一緒にプールサイドで選手の泳ぎを見続け、五輪選考会など重圧がかかる試合でともに戦ってきました。今でも彼女に強烈にアドバイスすることもありますが、責任感が強く、まじめに取り組んでくれるので、任せる部分が増えてきました。

 私の実家は洋服屋で、住み込みで働く女性が何人もいました。女の人と仕事をしたり助けてもらったりするのが自然な環境で育ったので、それは女子選手の指導に役立っているかもしれません。ただ、同性だから通じ合えるという部分もあるので、指導のパートナーに岡田コーチがいるのは大きいと思っています。

 岡田コーチは現在、「女性エリートコーチ育成プログラム」の講習を受けています。日本体育大のスポーツ庁委託事業で、競泳では新潟医療福祉大の奈良梨央コーチも参加しています。

 ジャパンオープンを終えて長野県東御市の準高地で合宿に入りました。岡田コーチも私も写真が好きなので、冬の夜空を撮影して気分転換を図っています。

(構成/本誌・堀井正明)

平井伯昌(ひらい・のりまさ)/競泳日本代表ヘッドコーチ、日本水泳連盟競泳委員長。1963年生まれ、東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。86年に東京スイミングセンター入社。2013年から東洋大学水泳部監督。同大学法学部教授。『バケる人に育てる──勝負できる人材をつくる50の法則』(朝日新聞出版)など著書多数

週刊朝日  2021年2月26日号


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平井伯昌

平井伯昌(ひらい・のりまさ)/競泳日本代表ヘッドコーチ、日本水泳連盟競泳委員長。1963年生まれ、東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。86年に東京スイミングセンター入社。2013年から東洋大学水泳部監督。同大学法学部教授。『バケる人に育てる──勝負できる人材をつくる50の法則』(朝日新聞出版)など著書多数

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