平手友梨奈(ひらて・ゆりな)/2001年生まれ、愛知県出身。16年、アイドルグループ欅坂46のメンバーとしてデビュー。18年の「響-HIBIKI-」で映画初出演にして初主演し日本アカデミー賞新人俳優賞など受賞。20年12月にはソロアーティストとしてのファーストシングル「ダンスの理由」をリリース。公開中の映画「さんかく窓の外側は夜」にも出演。[COVER STAFF 撮影/木村哲夫、ヘアメイク/Mao(maxstar)、スタイリング/笠原百合、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO]
平手友梨奈(ひらて・ゆりな)/2001年生まれ、愛知県出身。16年、アイドルグループ欅坂46のメンバーとしてデビュー。18年の「響-HIBIKI-」で映画初出演にして初主演し日本アカデミー賞新人俳優賞など受賞。20年12月にはソロアーティストとしてのファーストシングル「ダンスの理由」をリリース。公開中の映画「さんかく窓の外側は夜」にも出演。
[COVER STAFF 撮影/木村哲夫、ヘアメイク/Mao(maxstar)、スタイリング/笠原百合、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO]

 差し込む光の中で放つ圧倒的な透明感。映画出演作が続く平手友梨奈が見せる19歳の冬の“一瞬”を、収めた。

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 冬晴れの光が注ぐなか、平手友梨奈は、「ふだん屋内で過ごすことが多いので、自然の光が気持ちよかったです」と語った。

 映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」では、心を閉ざした車椅子の訳あり少女、ヒナコを演じる。撮影はコロナ禍の影響で中断するなど予定より長期にわたった。

「中断前と同じような気持ちで演じられているかどうか不安でした。ヒナコは共感するというよりも、私も応援したくなってしまうような女性です」

 今回の撮影前には、ヘアメイク用の霧吹きの水をスタッフの髪に吹きかけて遊んだりする一面も。

「そういういたずらをするのが好きなんです。だけど誰にでもやるわけではなくて(笑)、距離が近くなれたと感じた人にだけです」

 距離が近くなれたと感じられるまでには……?

「……けっこうかかります(笑)」

(本誌・太田サトル)

週刊朝日  2021年2月5日号