マルオレが保護だったこともあり、動物愛護活動の世界を知ることができたことも大きいですね。少しでもお手伝いができればと、コンサート会場の「マルオレチャリティー募金箱」で募金を募ったり、マルオレのチャリティーカレンダーを販売して、動物保護団体様に寄付したりしています。将来は「マルオレチャリティーフェス」を開催したいですね。ふたりが保護猫界のスターになることで、動物を大切にする活動がもっと広がればいいなと考えています。

 ふたりと私の生活については『マルとオレオと藤あや子』(世界文化社)という本を出しますので、そちらも見てくださいね。

 実はマルオレの母猫を保護した義理の母が4月に亡くなりました。そういう意味でもふたりは母が残してくれた、とても大事な存在です。

(本誌・鮎川哲也)

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週刊朝日  2020年12月18日号