──インスタグラムのストーリーを毎日メンバーが交代でアップする企画も長く続けられていました。投稿内容はすべて自分たちで考えてきたのでしょうか。

相葉:そうですね。今まで他の人のSNSもあまり見てこなかったから、SNSのベーシックがどういうものなのか、何がベターなのか、さっぱりわからないんですよ。今も試行錯誤しながらやってますけど。

二宮:僕らの生活の一部を見てもらうことで、ファンの人たちと何かを共有できたり、毎日の楽しみとして楽しんでもらえたら嬉しいなって。今までの活動とはまた違う、僕らとの時間をお届けできてるのかな、という感じはありました。

──5人が先生になって、それぞれがテーマに沿った授業を行う「嵐のワクワク学校オンライン」も開催されましたね。

櫻井:今まで東京ドーム、京セラドーム大阪でやってきたものを初めてオンラインで行って。そもそも「ワクワク学校」は、東日本大震災をきっかけにチャリティーイベントとして始まったものです。今回は医療従事者の方たちへの支援を目的にやったんですが、オンラインでも本当にたくさんの方に参加していただきましたね。今回は生徒のみなさん(配信の参加者)に僕たちからそれぞれ「宿題」を出して、オンラインで提出してもらう形をとったんです。コロナ禍であることを差し引いても、たくさんの「宿題」を提出していただいて、それはものすごく感動しました。

大野:俺が出した「宿題」は、嵐のメンバーの似顔絵を描いてもらうことだったんですけど、予想してたより遥かに多くの人が描いてくれた。しかもそのデキが素晴らしかったんだよね。単純に「うわ~凄いなぁ」と思ったし、幅広い世代の人がいろんなアイデアで描いてくれて、楽しんでくれているのも感じました。

二宮:確かにすごかった。

相葉:みんなで感動してたよね。

櫻井:「宿題」のために、ひと手間もふた手間もかけて準備して参加してくれたわけですからね。

大野:ライブでファンのみんなと直接会えない時期だから、改めてこれだけ多くの人たちが応援してくれてるんだなぁ、というのも実感できたし、ありがたいなぁと思いましたね。

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