室井佑月「現世の毒」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「現世の毒」

連載「しがみつく女」

室井佑月・作家

室井佑月・作家

イラスト/小田原ドラゴン

イラスト/小田原ドラゴン

 トランプ氏は、1人1回2分と決められた討論のルールを守らず、何度もバイデン候補や司会者の言葉を遮り、喚(わめ)くのだった。

 でも、こういう無法者が好きな人もいるんでしょ。そういう人にはこういうタイプの人間が、野蛮じゃなくて、強そうに見えるらしい。

 強そうな人間がいくら間違ったことをしても、自分は被害者になりたくない、自分は守られたい、だから妄信的に信じるって人と、いくらなんでもって人とで分断される。トランプ氏もあの方も、「現世の毒」。

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

週刊朝日  2020年10月23日号


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室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

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