一連の動きに共通するものは、「長期政権」への飽くなき野心だ。前出の田中氏は言う。

「本当の権力を握るには、選挙で勝つしかない。10月17日には中曽根康弘元首相の内閣・自由民主党合同葬儀もあり、10月の選挙も難しい。そうなると12月か1月あたりで解散する可能性もある」

(本誌・西岡千史/今西憲之)

※週刊朝日10月2日号より