昭和すぎるCMがクセになる~ 通販事業「夢グループ」とは (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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昭和すぎるCMがクセになる~ 通販事業「夢グループ」とは

福光恵週刊朝日
通販CMでの石田社長(左)と歌手の保科有里=夢グループホームページから

通販CMでの石田社長(左)と歌手の保科有里=夢グループホームページから

 今でもCMは台本を石田社長が書き、社内の一室を使って1本約5万円でつくる。制作料を抑えて、大量のテレビ出稿につなげる戦略だ。例えばBSでは30の提供番組を持ち、2分のCMを月400本流す。キー局でも、例えばテレビ朝日だけで月100本の2分CMを出稿しているという。

「保科は作曲家の三木たかし先生のお弟子さんで、先生が亡くなる直前にあずかった大切な所属歌手。CMで顔を知ってもらって、大ヒットを出すのが夢です」。そんなデュアルな営業で、夢グループは年商110億円(18年度)だ。

 別の大手芸能事務所のベテラン社員は「芸能界では、昭和歌謡に特化した“異端な存在”として知られていた。でも新型コロナ以降はどこの事務所も火の車。通販というもう一つの財布を成功させたやり手ぶりが、心底うらやましいです」。

 社長、すご~い。(福光恵)

週刊朝日  2020年9月25日号


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