フェイスブック、アマゾン…FAANGでも逃れられない歴史の鉄則とは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

フェイスブック、アマゾン…FAANGでも逃れられない歴史の鉄則とは?

連載「2020年、お金と世界はこう動く」

このエントリーをはてなブックマークに追加
ジム・ロジャーズ週刊朝日#ジム・ロジャーズ
ジム・ロジャーズ・投資家

ジム・ロジャーズ・投資家

アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者 (c)朝日新聞社

アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者 (c)朝日新聞社

「世界3大投資家」の一人とされるジム・ロジャーズ氏の本誌連載「世界3大投資家 ジム・ロジャーズがズバリ予言 2020年、お金と世界はこう動く」。今回は、常識の15年後について。

【写真】アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者

*  *  *
 新型コロナウイルスで世界経済が打撃を受けている中でも、世界を席巻している米国のIT企業群「FAANG」(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル)は、しばらく成長が続くだろう。

 コロナをきっかけにより多くの人が、アマゾンに代表されるようなオンラインショッピングに慣れ親しむことになった。

 その理由は極めて単純で、コロナで外出できなくなった人々が、必要に迫られてオンラインショッピングのやり方を学び、その利便性を理解するようになったからだ。

 Tシャツが欲しい、保険に入りたい……今は何でもネットで買うことができる。しかも、商品は手元まで届けてくれる。

 あるいはネットフリックスのようなオンライン・エンターテインメントもそうだ。私の子供たちも、いつもオンライン・エンターテインメントを楽しんでいる。

 しかし、FAANGもいつまでも成長し続けるとは言い切れない。歴史を振り返れば、永遠にトップで居続けることのできる企業はないからだ。

 アメリカの代表的な株価指数であるダウ平均株価は1896年にスタートした。初期の構成銘柄であるアメリカのトップ企業のうち、2020年現在でもダウ平均株価の30銘柄に入っている企業は存在しない。

 この間、世界の覇権国は英国から米国に移った。そして今、中国が新たな覇権国として台頭している。1900年と2020年では世界に影響力を持っている国が異なるように、世界は常に変化しているということだ。

 私は、歴史を学んでいるうちに、とても重要なことに気づいた。

 今正しいと信じられている常識の多くは、15年後に間違っている可能性が高いということだ。

 もちろん、きっちり15年とは限らない。時には10年だったり、25年だったりする場合がある。しかし、歴史を検証していくと、おおむね10~15年ごとに大きな変化が訪れているのだ。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい