高橋:アハハハ。ほんとだよね。ボコボコにされたよね。

平野:ダンスとか歌のスキル的なことは、1~2回のレッスンじゃ身につかない。ずっと継続していかないと。自分の見せ方とか、カウントじゃなくて曲の雰囲気に合わせて踊ることとか教わったから勉強になったよね。世界のレベルを知れたというか、ここに向けて頑張ればきっとすごいグループになるだろうなというイメージはついた。

神宮寺:何か感じたこと一つは持って帰ろうと思ったけど、感じたことがいっぱいすぎて、もうキャリーバッグがパンパン。アメリカでしか学べないことがこんなにもあるんだって思った。ハードルというか壁は高いんだなって。

永瀬:ショーもたくさん見たけど、レベルが違いすぎて。わかっていたけど、壁の高さを痛感したね。

岸:でも自分たちの原動力を再確認することはできたよね。レベルは高いけど、そのぶん刺激を受けた。今回は特に、アメリカを見に行ったわけじゃなくて、人生を見つめ直しに行った部分もあったと言っても過言ではないから。この先の僕らが歩かなきゃいけない、まだまだ厳しい道のりというものを感じることができたね。

高橋:うん、今まで学んできたものを一回全部空っぽにして、久しぶりに学ぶことの楽しさを思い出した。歌もダンスももっとやりたい!って思えた。

神宮寺:学ぶことがいかに大事かってあらためて感じたよね。でもみんながいるから学べるっていうのもある。

平野:うん、いてくれてありがとう。

──今後の目標は?

岸:人生を楽しむ。楽しんでいるうちに気づけば成長してると思うから、とにかく自分が楽しいと思うことをやる。頑張るよりも楽しむことに勝てるものはないと思う。

永瀬:そうだね。自分たちがまず、仕事を楽しむ。それによって、見てくださる皆さんも楽しくなってくれると思う。今年のいろんなことを経て、成長してたらいいよね。少しずつでもいいので。

平野:そうだね。エンターテインメントを通じて、人々に元気を与えることが僕らの使命だからね。

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