青森がリンゴの産地でなくなる日 地球温暖化が及ぼす影響とは (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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青森がリンゴの産地でなくなる日 地球温暖化が及ぼす影響とは

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池田正史週刊朝日
青森で作られているブランド桃「津軽の桃」/JA津軽みらい、提供

青森で作られているブランド桃「津軽の桃」/JA津軽みらい、提供

 市場に出せないものも増えるため、県内の約350戸は、温暖な地中海で作られているブラッドオレンジを作っているという。松山市などは、現在はほとんどをメキシコなどから輸入している亜熱帯性果樹のアボカドへの切り替えを支援している。

 茨城県にも南国のフルーツの印象が強いマンゴーを作る農家もある。もともと花き栽培を手がけていた保田幸雄さんだ。

「たまたま知人から沖縄産のマンゴーの苗木を譲り受け、『作ってみようか』と思い立ち、10年に試験栽培を始めました。茨城では誰も育てたことがないので手探りでしたが、今では『安くて甘い』との評判をもらえるようになりました。でも最近は気候の移り変わりが大きく、育てる難しさを改めて感じています」

 気象庁によると、日本の平均気温はこの100年で1・24度上がった。気温の上昇とともに、フルーツの味や産地も変化を迫られている。

(本誌・池田正史)

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