退所会見では色々な夢を語っていた手越祐也。SNSはすでに実績が出始めている?/(c)朝日新聞社
退所会見では色々な夢を語っていた手越祐也。SNSはすでに実績が出始めている?/(c)朝日新聞社

 ジャニーズ事務所との専属契約を終了した「NEWS」の元メンバー手越祐也(32)。退所会見(6月23日)から約1カ月半が経ち、どんな活動をしているのか。

 手越と親しい知人はこう話す。

「手越くんには、バックアップしてくれる複数の大物がついていて、『手越プロジェクト』なるものが組まれています。まずはファンクラブのサイトを発表し、年間のベーシックなところではそれで食べていけるように計画しています。少し前には、280平方メートルもある広々とした部屋に引っ越しましたよ。古巣時代よりも広くて家賃が高いようですね。2千万円もするランボルギーニも購入しました」

 手越は退所後、新会社を設立。地上波テレビでレギュラーを務めていた「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)やラジオ番組「手越祐也&城彰二の『サッカーアース』」は事実上の降板となったが、32歳になって、彼いわく「遅咲きのSNS」を開始した。

 退所後に始めたYoutubeの登録者数、投稿した動画の再生数、ツイッターのフォロワー数は、いずれも100万を超えている。

「彼はSNSを軸に何かやれないか、国境を超えて世界ナンバー1になれないかと挑戦することを探しています。人柄もきさくで明るいので、人が集まってきますね」(知人)

 手越が取り組んでいるひとつに、困窮するひとり親家庭に弁当を無償で配達するボランティア活動「INGプロジェクト2020」がある。彼自身、シングルマザーの家庭環境で育っており、スペシャルサポーターとして参加した。弁当を配るボランティアを企画する団体の星野大地副代表はこう話す。

「弁当を配る地域と家庭はランダムに選んで、手越さんがアポなしで届けに行きます。みなさん、ビックリされることが多いですね。キャーと喜びの声を上げるケースも見られます。中にはテレビもない家庭もありますので、手越さんのことをご存じないこともあります」

 弁当には手越しのメッセージが添えられているという。

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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もはやジャニーズ関係なく、イケイケどんどんで活動