ウィーラー獲得で驚かせた巨人 トレード第2弾は先発投手か (c)朝日新聞社
ウィーラー獲得で驚かせた巨人 トレード第2弾は先発投手か (c)朝日新聞社

 開幕直後の電撃トレードに衝撃が走った。巨人が4年目左腕・池田駿との交換トレードで楽天のウィーラーを獲得。他球団の編成担当はこの一報に驚きを隠せなかった。

【写真】「最もかっこいいバッティングフォーム」と称されるバッターはこの人

「ウィーラーは外国人枠の関係で開幕から2軍だったので他球団とのトレードの可能性はあるかなと思っていたが、まさか巨人とは。しかも、相手は池田駿。いい素材ですがプロ通算1勝(3敗)で、トレード相手として釣り合っているとは言えない。楽天は池田の伸びしろに期待したのでしょう。巨人は良い補強をしたと思います」

 新型コロナウイルス感染症に対応した今季限りの特例事項として、外国人枠が4から5に拡大。DeNAが新外国人のオースティン、ソト、ロペス、エスコバー、パットンと5枠をフルに利用しているのに対し、巨人はこのアドバンテージを生かし切れていなかった。

 投手陣は昨季韓国リーグで17勝(5敗)の新外国人・サンチェス、昨季8勝(8敗)の左腕・メルセデス、守護神・デラロサが確定しているが、野手で現在1軍登録の外国人選手は新加入したメジャー通算1312安打のパーラのみ。2月に育成枠から支配下登録に昇格したムードメーカーのモタは3月のオープン戦で22打席連続無安打と力を発揮できず、ファーム暮らしが続いている。

次のページ