「ファンクラブイベントをのぞくと、ハロメンがソロで歌うのを生で見る機会は少ないですし、しかも非ハロ曲のバラード縛りということで、コロナ禍ならではのレア感も大いにあると思います。たとえばキャパ(会場収容人数)の半分でも、チケット代を多く払っても見たいという層はけっこういるはずなので、それと有料生配信を組み合わせれば、持続可能な公演スタイルもつくれるのではないでしょうか」

 大森さんに今回注目したいメンバーも挙げてもらった。

「モーニング娘。’20の小田さくら、Juice=Juiceの高木紗友希や段原瑠々といったグループを代表する歌唱メンバーがどう攻めてくるかはもちろん、ソロで歌うのをまだ見たことがないモーニング娘。新メンバーの北川莉央、そして卒業を控えているJuice=Juiceの宮本佳林やアンジュルムの船木結が何を歌うのかも気になります。推しメンでいうと先日開催されたソロフェスでMVPを獲ったアンジュルムの川村文乃の凱旋ステージが楽しみです」

 夏のハロコンの無事な開催と成功を楽しみに待ちたい。(本誌・太田サトル)

※週刊朝日オンライン限定記事