ジム・ロジャーズが今投資するのはベトナム その理由は? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ジム・ロジャーズが今投資するのはベトナム その理由は?

連載「2020年、お金と世界はこう動く」

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ジム・ロジャーズ週刊朝日#ジム・ロジャーズ
ジム・ロジャーズ/1942年、米国アラバマ州出身の世界的投資家。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される。2007年に「アジアの世紀」の到来を予測して家族でシンガポールに移住。現在も投資活動および啓蒙活動をおこなう

ジム・ロジャーズ/1942年、米国アラバマ州出身の世界的投資家。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される。2007年に「アジアの世紀」の到来を予測して家族でシンガポールに移住。現在も投資活動および啓蒙活動をおこなう

子供にも広がるオンライン教育(GettyImages)

子供にも広がるオンライン教育(GettyImages)

「世界3大投資家」の一人とされるジム・ロジャーズ氏の本誌連載「世界3大投資家 ジム・ロジャーズがズバリ予言 2020年、お金と世界はこう動く」。氏は「繁栄と衰退の見分け方は歴史から学べ」と話す。

【写真】コロナショックで明暗!「巣ごもり消費」恩恵を受けた企業は?

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 今、世界では多くの変化が起きている。しかも、危機が進行しているなかで、そのスピードは加速している。

 たとえば、インターネット通話の「Skype」やオンライン会議システム「Zoom」といったサービスは、新型コロナウイルスの感染が拡大する前から存在していた。それが、今では多くの人に知られるようになった。私も取材を受けるときは、対面取材よりもインターネットを使う。

 オンライン教育の取り組みも広がった。これも以前から存在していたものだが、子供たちまで使うようになった。

 急激な変化に対し、どの国が対応できているか。もともと苦境にあった欧州の国々は、新型コロナによってさらなる苦境に沈んだ。一方、経済力の上昇が続いていたベトナムは、公式発表では一人の死者も出していない。コロナ危機にうまく対応できているように見える。少なくとも、欧米の国々に比べれば悪影響は少ない。だから、私は今、ベトナムに投資している。

 1900年に世界で最も影響力を持っていた国々が、2020年の時点でも同じであるとは限らない。世界は常に変化しているからだ。

 投資で金持ちになることは、簡単なことだと考えている人もいるかもしれない。私も、そうであればよかったと思うが、現実はそうではない。だからこそ、変化のサインを見逃してはならない。

 私が投資の世界に入ったとき、「バブル」というものを知らなかった。他の人と同じようにバブルの中にいて、それが普通のことだと考えていた。そしてバブルがはじけたとき、私は全財産を失った。バブルは、普通の出来事ではなかったのだ。

 それから私は、バブルについて学ぶようになった。時間をかけてリサーチして、日々の宿題をこなす。歴史書を読めば、つねに新しく繁栄してくる国々があり、衰退していく国々があることがわかるはずだ。


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