開幕戦で先発した巨人の菅野智之 (c)朝日新聞社
開幕戦で先発した巨人の菅野智之 (c)朝日新聞社

 球春ならぬ“球梅雨”到来。6月19日、プロ野球が開幕した。新型コロナの影響で例年より2カ月半ほどの遅れ。野球解説者の江本孟紀、里崎智也両氏がズバリ、順位を予想した。

 まずセ・リーグ。江本氏は、昨季同様に優勝が巨人で広島、阪神、DeNA、ヤクルト中日の順だ。

「巨人は戦力が安定。広島は丸佳浩が抜けた昨季とは違い、今季はまとまりがある。阪神は最大の欠点である本塁打数を、外国人がどう補うか。DeNAは筒香嘉智の抜けた穴をタイラー・オースティンが埋めれば台風の目に。先発投手陣がコマ不足なヤクルトと中日は苦戦するのではないか」

 里崎氏は、江本氏が最下位とした中日を優勝と予想。「昨季は後半戦の成績が非常に良かった。若手の成長も感じられる」。2位は巨人で広島、阪神、DeNA、ヤクルトと続く。

「巨人は山口俊が抜け、勝ち数を補える投手がいるかどうか。広島はAクラスの実力は十分あり、新人の森下暢仁にも期待。阪神は外国人の出来しだい、DeNAは爆発力が一番ある」

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