プロ野球の新しい楽しみ方 「十回打ち切り制」で変わる戦い方にも注目 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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プロ野球の新しい楽しみ方 「十回打ち切り制」で変わる戦い方にも注目

連載「ときどきビーンボール」

東尾修週刊朝日#東尾修
東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝

練習試合前、医療従事者に感謝の拍手を送る巨人とヤクルトの選手たち=6月5日、東京ドーム (c)朝日新聞社

練習試合前、医療従事者に感謝の拍手を送る巨人とヤクルトの選手たち=6月5日、東京ドーム (c)朝日新聞社

 ベンチ入り枠も25人から1人増えて26人となる。開幕当初は投手の層を厚くし、先発投手の調整不足を補う形をとる球団が多いだろう。先発投手が完投できる状況になったら、その1枠は試合によって控え野手を入れるなどバリエーションが出てくる。そして注目は外国人の1軍枠が5人になるということ。ベンチ入りは4人で変わらないが、登録抹消10日間を意識せずに常に1人を待機させておけるのは大きい。巨人や阪神のように外国人を数多く抱えている球団は有利といえるだろう。

 もう一つ。今年は十回打ち切り制が採用されるという。十二回までを見据える必要がないから、救援投手もどんどんつぎ込んでいける。とにかく負け数を減らせば、勝率は高い位置をキープできる。

 選手もこの特別なシーズンに対応できる選手、できない選手が出てくるだろう。確かな技術を持った選手は一定の計算ができる。監督は戦いながら見極めるしかない。ひいきのチームが例年と違ってどういった戦い方をするかを見るのも楽しみの一つとなる。

週刊朝日  2020年6月26日号


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東尾修

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝。

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