昨夏の甲子園で力投した明石商の中森俊介 (c)朝日新聞社
昨夏の甲子園で力投した明石商の中森俊介 (c)朝日新聞社

 新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった3月の第92回選抜高校野球大会に出場する予定だった32校について、日本高校野球連盟が8月に甲子園で交流試合を開催すると発表した。8月10~12日、15~17日の計6日間で、各校が1試合ずつ戦うという。

 対戦の組み合わせ抽選は7月18日に各校の主将がオンラインで行う。試合は無観客で、選手たちの移動も北海道、東北以外の出場校は公共交通機関を使わず、地元から貸し切りバスで来場するなど感染防止対策に細心の注意を払う。

 今春の選抜に初めて選ばれたのは白樺学園、帯広農(以上北海道)、加藤学園(東海・静岡)、平田(中国・島根)、鹿児島城西(九州・鹿児島)。この5校に限らず、夢の舞台でプレーできる選手たちの喜びは大きいだろう。

 プロのアマチュア担当のスカウトにとっても、この交流試合は大きな意味を持つという。

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