小林麻美「大泣きした」意外なあだ名も ラジオで語った自身の半生 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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小林麻美「大泣きした」意外なあだ名も ラジオで語った自身の半生

連載「RADIO PA PA」

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延江浩週刊朝日#延江浩
延江浩(のぶえ・ひろし)/1958年、東京都生まれ。慶大卒。TFM「村上RADIO」ゼネラルプロデューサー。国文学研究資料館・文化庁共催「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。小説現代新人賞、ABU(アジア太平洋放送連合)賞ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞グランプリ、ギャラクシー大賞など受賞

延江浩(のぶえ・ひろし)/1958年、東京都生まれ。慶大卒。TFM「村上RADIO」ゼネラルプロデューサー。国文学研究資料館・文化庁共催「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。小説現代新人賞、ABU(アジア太平洋放送連合)賞ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞グランプリ、ギャラクシー大賞など受賞

(提供・TOKYO FM)

(提供・TOKYO FM)

 TOKYO FMのラジオマン・延江浩さんが音楽とともに社会を語る、本誌連載「RADIO PA PA」。今回は、ラジオ番組に出演した小林麻美さんが語った自らの半生について。

【小林麻美さんの写真はこちら】

*  *  *
「キリン」「オリーブ」「東京タワー」……何のことかわかりますか? 実は、これ、「女が女に憧れる」ロールモデルで「伝説のミューズ」と称された小林麻美さんの小学生時代のニックネームである。

「ショートカットの私は色黒で背が高かった。だからクラスの男の子たちからこんなあだ名をつけられて、悲しかったし、大泣きしました(笑)」

 入梅の時期である。以前ドラマのサウンドハンティングでベテランのミキサーに「雨の音はない」と教えられた。「本来、水は無音。雨水が地上に降りてきて何かにぶつかった音を『雨音』と言うんだ」

 小林麻美さんといえば、ユーミンが作詞・プロデュースした『雨音はショパンの調べ』があまりに有名で、ひと頃のディレクターは6月に入るなり、こぞってこの曲を放送した。言うなればこの時期は小林麻美の季節。そんな彼女がラジオに出演した。6月7・14日日曜18時からのTFM。自らの半生を振り返り、音楽を聴く企画で、透明で鋭い彼女の言葉は匂いや光まで感じさせ、雨の音に耳を澄ませるような、水彩画みたいな内容になった。雨水が何かにぶつかって雨音になるという話を紹介したが、その「何か」は麻美さんの過ごした時代だった。冒頭のニックネームのくだりも番組収録時の発言である。

 大森海岸生まれの彼女の記憶は海から始まった。「海が街のすぐそばにあった。料亭が軒を並べ、芸者さんも風の中を歩いていた。風の音で目を覚ませば潮の匂いがした」

 1964年の東京オリンピックが小学5年生のとき。「マラソンの円谷に(エチオピアの)アベベ選手。東洋の魔女、女子バレーを真似て、畳の上を転げまわって回転レシーブ!」

 教室にカラーTVが置かれ、ブルーインパルスが青空に描く五つの輪に胸を躍らせた。


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