室井佑月「先進国といえなくなった」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「先進国といえなくなった」

連載「しがみつく女」

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

イラスト/小田原ドラゴン

イラスト/小田原ドラゴン

 メンバーの一人である川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、14日の会見で、「私たちも、誰がどう発言したか、責任を持ったほうが良いので、そういうほう(議事録を公開)がありがたい」とまでいってる。

 ではなぜ、専門家会議による議事録を作成していなかったのか?

 今の政府が将来、当時の新型コロナウイルス対策が適切であったのか、問われることを拒否しているとしか思えない。

 とりわけ、速記もしていなかったという回の、専門家会議の意見が国の方針にちゃんと絡んでいるのかが怪しい。

 隠しておきたいぐらいだから、政府はよほど後ろめたい内容のコロナ対策を取っているのかも。ぜんぜん科学的じゃないとかさ。

 安倍首相がオリンピック後に選挙をやりたくて、延期の決断は遅く、従ってコロナ対策の初動もかなり遅かったのは周知の事実だ。

週刊朝日  2020年6月19日号


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室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

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