学生スポーツ大会中止に「準備は絶対にムダにはならない」 丸山茂樹が激励 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

学生スポーツ大会中止に「準備は絶対にムダにはならない」 丸山茂樹が激励

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

このエントリーをはてなブックマークに追加
丸山茂樹週刊朝日#丸山茂樹
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

去年の夏の甲子園の開会式です…… (c)朝日新聞社

去年の夏の甲子園の開会式です…… (c)朝日新聞社

 丸山茂樹氏は、夏の甲子園など学生のスポーツ大会の相次ぐ中止という現状を憂い、エールを送る。

【この記事の写真の続きはこちら】

*  *  *
 やはりというか何というか、夏の甲子園も中止が決まりました。

 韓国でも始まってるスポーツがありますし、アメリカでもゴルフのPGAツアーを6月に始めようとしてます。そういう意味では、日本はとても慎重に考えてるんだなというのを感じますよね。甲子園に出てくる学校を決める地方大会ができませんもんね。

 夏の甲子園の中止は第2次世界大戦以来だそうです。戦争になったら何もかも中止になる。いまはもう、言うならウイルスとの戦いなわけです。伝統がどうって話もありますけど、子どもたちのリスクを考えると、そんなに無理して開催することもないですよ。

 僕が日体荏原高校3年生のころを思い出すと、まず中3のときに自分が出た試合は全部勝たせてもらってまして、やはり高3でも、その年にある試合を全部制覇するという意気込みでした。

 自分の中ではジュニアゴルフの大きな大会と、高校生、大学生の大会は全部タイトルをとって、胸を張ってプロになりたいという目標を持ってました。高1のときは上級生との体力差もあって、上位にはいけたけど優勝できなかった。

 でも2年生のときには日本一になれましたし、そういう意味では3年生のときはモチベーションをしっかり持って、年間4、5試合しかない試合を全部勝つという気持ちで常日頃からトレーニングや練習に没頭してましたね。

 自分のときは、世の中がこうやって緊迫することなんか一切なかった。平和な時代をずっと過ごしてきたんで、いまの状況で高3だったらどうかと聞かれても、ちょっと想像がつかないですね。

 今年しかない子たちがいますから。全部チャンスを奪われる。でも、このトシになって思うのは、危険を冒してまでそこにいく必要があるのかな、ってことです。

 アメリカの大学ゴルフ界では、もし今年の試合がゼロになったら、来年は特別に留年した選手も出られるようにする動きもあるみたいです。日本でも、そういうのを考えてもいいのかなと思いますね。高3の場合はもう大学生になっちゃうんで難しいのかもしれませんけどね。何らかの救済措置っていうんでしょうか。それがあれば。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい