300万台死守のトヨタ自動車 豊田章男社長は意志を貫けるか (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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300万台死守のトヨタ自動車 豊田章男社長は意志を貫けるか

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浅井秀樹週刊朝日
オンラインで2020年3月期決算について説明するトヨタ自動車の豊田章男社長 (c)朝日新聞社

オンラインで2020年3月期決算について説明するトヨタ自動車の豊田章男社長 (c)朝日新聞社

 新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が停滞し、自動車販売は大打撃を受けている。自動車メーカーでは国内工場の一部稼働停止が相次いでいる。

 国内最大手のトヨタ自動車も例外ではない。広報担当者によると、世界的な需要低迷や部品調達に影響が出ていることもある。5月末までには国内工場を通常稼働に戻す方向で対応を進めているという。

 今年度の自動車業界について、業績の二極化が進むとの見方が出ている。調査会社のカノラマジャパンの宮尾健代表はこう話す。

「コロナ問題の収束後、潜在的な自動車需要が顕在化し、増産基調で急回復するメーカーと、ブランド需要が縮小して増産基調に復帰できないメーカーが出てくると思います」

 ブランド需要が縮小しているメーカーとして日産自動車を挙げる。コロナ収束後に販売が急回復すれば、業績面で大きなマイナスにならない可能性があるという。逆に急回復しないと、経営が一段と厳しくなる恐れもあるとみている。

 東日本大震災があった2011年3月から7月までの5カ月間、国内自動車の生産台数は前年同期に比べて約35%も落ち込んだ。しかし、その後の増産で、年度ベースでは2.4%増になったと宮尾さんは指摘。


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