ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツはなぜ幸せ? 大富豪のお金じゃない“幸福の探し方” (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツはなぜ幸せ? 大富豪のお金じゃない“幸福の探し方”

連載「2020年、お金と世界はこう動く」

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ジム・ロジャーズ週刊朝日#ジム・ロジャーズ
ジム・ロジャーズ/1942年、米国アラバマ州出身の世界的投資家。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される。2007年に「アジアの世紀」の到来を予測して家族でシンガポールに移住。現在も投資活動および啓蒙活動をおこなう

ジム・ロジャーズ/1942年、米国アラバマ州出身の世界的投資家。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される。2007年に「アジアの世紀」の到来を予測して家族でシンガポールに移住。現在も投資活動および啓蒙活動をおこなう

バフェット氏(左)とゲイツ氏 (c)朝日新聞社

バフェット氏(左)とゲイツ氏 (c)朝日新聞社

「世界3大投資家」の一人とされるジム・ロジャーズ氏の本誌連載「世界3大投資家 ジム・ロジャーズがズバリ予言 2020年、お金と世界はこう動く」。今回は、世界的大富豪の幸福の探し方について。

【バフェット氏とゲイツ氏の写真はこちら】

*  *  *
 米国を代表する富豪で現役の投資家であるウォーレン・バフェットが、約5兆円の赤字を出したことを発表した。自身が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイ社の2020年1~3月期決算でわかった。

 米国では保有株の価値が下がれば、その株を売らなくても損失として計上しなければならない。正しいかどうかは別にして、それが今の米国の会計ルールである。その結果、約5兆円の赤字になった。

 バフェットは、航空会社の株をすべて売却したという。好調が続いていた航空会社が、かつてのように復活することはないと考えているのだろう。

 おそらく、彼は正しい。ただ、私は航空会社の株価が100から30に落ちても、50ぐらいには戻るだろうと考えている。私にとっては、しばらくの間はそれで十分である。

 今、世界経済は混乱の中にある。バフェットは未来に期待していない。なぜなら、しばらくは世界は混乱から抜け出すことは難しいからだ。

 航空会社は、景気の動向に売り上げが左右される。また、ビジネス旅行への依存も大きい。

 想像してほしい。今の状況で、シンガポールに住む私にインタビューするために、外国から飛行機に乗ってくる人がいるだろうか。多くの人は、オンラインで会話できるSkypeやZoomなどのアプリを使用するだろう。こういったやり方は、今後ますます広がっていく。

 だから、旅行は減る。バフェットもそう考えているのだろう。私は、かつてのように100の状態に戻ってほしいと考えているが、そこにはたどりつかない。たどりついたとしても、長い時間がかかる。

 バフェットと同じく米国を代表する富豪のビル・ゲイツは、ワクチンや検査システムの開発など、新型コロナ対策のために自身の財団を通じて3億ドル以上の寄付をした。


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