倉木麻衣さんの父親死去から1カ月 看取った女性に生前、語った20年間の親子断絶と愛情

2020/05/06 16:44

「昨年デビュー20周年を無事に終えて、父との再会を考えておりましたが、しっかりと心の整理が出来た時に会ってお話が出来ればと思っていました。父との別れは、突然でまだ受け止めきれておりません。ただただ残念でショックです」

 山前さんは倉木の事務所「ビーイング」創業者の長戸大幸氏と京都で知り合い、50年来のつきあいがある。生前、記者にこう語っていた。

「麻衣がまだ高校生の頃、私は妻と離婚した。娘が歌手デビューしたのはまだ離婚前の1999年12月。娘がその後、『倉木麻衣』と名前を変え、スターになっているのは、知らされていなかった。知ったのは離婚後だった。それから私の不徳の致すところで、娘と会えなくなってしまった」

 倉木さんが歌手デビューしたのは高校2年の時。ファーストアルバムは400万枚を突破するセールスとなった。デビュー当初はテレビにほとんど出演せず、顔を含めてベールに包まれた存在だった。

 山前さんは生前、記者に1975年にテレビ東京で放送された「運命屋稼業」の主題歌を送ってきたことがある。こうコメントがつけられていた。

「僕が製作、監督したテレビドラマ(主演、由美かおる)の主題歌です。作詞は僕、作曲は倉木麻衣をプロデュースしたかつての僕の親友・長戸大幸氏です」

 山前さんは長戸大幸氏と京都郊外の喫茶店で知り合った。当時、長戸氏がギターの弾き語りをしていたという。

「長戸さんがつくった事務所で、妻が経理の手伝いをしていた時期がある。そういう関係で、娘が長戸さんのところでデビューすることになったのでしょう。長戸さんに私も知り合いを紹介して力になった」

 山前さんは高校2年で、1960年から1年2カ月に渡って毎週放送されたフジテレビの時代劇ドラマ「天馬天平」の主役の天平役に抜擢され、シリーズ52本のドラマを撮った。それからはCMディレクター、Vシネマの制作、監督などを務めた。

 晩年は映画やネット配信をしていた。役者として「天馬天平」の栄光をもう一度という意気込みをよく語っていた。 しかし、記者が山前さんから心臓の手術について聞いたのは2年半前。

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所属事務所の創業者と父親の関係

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