【1位~10位】実志願者数ランキング (週刊朝日2020年5月8-15日号より)【11位以降はこちら】実志願者数は編集部調べ。のべ志願者数で上位50の大学を対象に調査した。実志願者数は、センター利用入試を含む一般入試(2部・夜間コースなどを含む)において、同じ志願者がいくつ併願しても1人として集計した数字。募集人員とのべ志願者数は大学通信調べ。主要な私大約100校を調査している。センター利用入試を含む一般入試(同)のデータ
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実志願者数は編集部調べ。のべ志願者数で上位50の大学を対象に調査した。実志願者数は、センター利用入試を含む一般入試(2部・夜間コースなどを含む)において、同じ志願者がいくつ併願しても1人として集計した数字。募集人員とのべ志願者数は大学通信調べ。主要な私大約100校を調査している。センター利用入試を含む一般入試(同)のデータ

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実志願者数は編集部調べ。のべ志願者数で上位50の大学を対象に調査した。実志願者数は、センター利用入試を含む一般入試(2部・夜間コースなどを含む)において、同じ志願者がいくつ併願しても1人として集計した数字。募集人員とのべ志願者数は大学通信調べ。主要な私大約100校を調査している。センター利用入試を含む一般入試(同)のデータ

【31位~50位】実志願者数ランキング (週刊朝日2020年5月8-15日号より)実志願者数は編集部調べ。のべ志願者数で上位50の大学を対象に調査した。実志願者数は、センター利用入試を含む一般入試(2部・夜間コースなどを含む)において、同じ志願者がいくつ併願しても1人として集計した数字。募集人員とのべ志願者数は大学通信調べ。主要な私大約100校を調査している。センター利用入試を含む一般入試(同)のデータ
【31位~50位】実志願者数ランキング (週刊朝日2020年5月8-15日号より)

実志願者数は編集部調べ。のべ志願者数で上位50の大学を対象に調査した。実志願者数は、センター利用入試を含む一般入試(2部・夜間コースなどを含む)において、同じ志願者がいくつ併願しても1人として集計した数字。募集人員とのべ志願者数は大学通信調べ。主要な私大約100校を調査している。センター利用入試を含む一般入試(同)のデータ

最近3年で増加した大学・減少した大学 (データのある42大学から作成)
最近3年で増加した大学・減少した大学 (データのある42大学から作成)

「週刊朝日」が調査する実志願者数ランキングで、今回初めて全50大学が公開に応じた。大学はこれまで、のべ志願者数を公表してきたが、1人の受験生が同じ大学内でいくつ併願しても1人と数える実志願者数を見ると、本当に勢いのある大学がわかる。

 のべ志願者数は、例えば1人の受験生が同じ大学の学部・学科を三つ併願した場合、志願者数を3人と数える。近年、多くの大学で併願受験料の割引など併願制度が充実してのべ志願者数が急増し、大学の人気が測れないという声が出ていた。そこで本誌は2018年から、のべ志願者数上位50大学を対象に実志願者数調査を実施。当初は大半の大学が非公表だったが、公表に転じるようになった。

 ランキングを見てみよう。定員厳格化で入試が難化した影響や、次年度から新テストが始まることから浪人を避けるため、実志願者数を減らす有名私大が目立った。その中で、2年連続2度目の1位となったのが法政大だ。

 学部新設などの改革が奏功。また、近年は入試難度が下がったため、成績上位層の押さえとして、中間層の狙い目として見られるようになり、5万2千人もの志願者を集めたとみられる。

 2位には、意外にも昨年4位の日本大が入った。法政大とはわずか146人差だった。アメリカンフットボール部の危険タックル問題で評判を落とし、昨年は実志願者数が前年比85%と大幅に減少した。しかし、今年は同107%と戻した。

「やはり日大ブランドは強い」と大学通信の安田賢治常務はみる。在学生約7万5千人と日本一のマンモス大学。卒業生が100万人を超え、あらゆる分野で活躍する。各地に付属校があり、地方でも知名度が高い。

「安全志向から早慶やMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)など上位の大学を受けない代わりに、日大に志願が集まったのでしょう。そこにブランド力の強さがうかがえます。来年は実志願者で首位になって、完全復活となる可能性もあります」(安田常務)

 中堅大学では実志願者数を増やしたところが目立つ。

 最も増加率が高かったのは東京工科大で、前年比117%だった。受験生に人気の人工知能専攻や生命科学・医薬品専攻などを新設。安全志向から上位の人気理系大学が敬遠される中、志願者を集めた。

 次いで高かったのは関東学院大で、前年比112%。13年から学部の新設・改組に取り組み、看護学部、国際文化学部など9学部を新たに設置。22年には横浜市都心部に新キャンパスを開設予定だ。担当者は言う。

「取り組みを丁寧に伝えて、毎年、コツコツと実志願者を増やしてきた。大々的に広報すると、一気に志願者が増えて倍率が上がり、翌年敬遠されてしまいます」

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吉崎洋夫

吉崎洋夫

1984年生まれ、東京都出身。早稲田大学院社会科学研究科修士課程修了。シンクタンク系のNPO法人を経て『週刊朝日』編集部に。2021年から『AERA dot.』記者として、政治・政策を中心に経済分野、事件・事故、自然災害など幅広いジャンルを取材している。

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