離婚前に「嫌と感じることから逃げる訓練を」漫画家・倉田真由美が語る心構え (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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離婚前に「嫌と感じることから逃げる訓練を」漫画家・倉田真由美が語る心構え

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倉田真由美さん (撮影/写真部・掛祥葉子)

倉田真由美さん (撮影/写真部・掛祥葉子)

養育費額の目安 (週刊朝日2020年5月1日号より)

養育費額の目安 (週刊朝日2020年5月1日号より)

 夫婦関係が悪化していても、離婚に向けて一歩を踏み出せない人も多い。自身の離婚経験から心構えやお金のことなど、漫画家の倉田真由美さんがアドバイス。

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 これまでに結婚を2度しています。最初の結婚は28歳。意外に思われるかもしれませんが、20代のときは「結婚しなければ」という焦りが大きかったんです。今思うと、社会的なプレッシャーや常識にとらわれていた部分も大きかったと思います。

 相手は、フリーランスの編集者でした。同じ業界ということもあり、交際中は話が合っておもしろかったんですが、いざ暮らしてみると口げんかがとても多かったのです。「けんかをするほど仲が良い」なんて格言がありますが、あれはうそ。一緒にいて不快な時間が多いからこそ、けんかになるんです。「これなら貧乏暮らしのほうが100倍まし」と、1年半で離婚しました。

 養育費や慰謝料は受け取っていません。共同預金をもらった程度です。お金のことでもめて、離婚を長引かせたくないという気持ちもありました。当時はちょうど漫画『だめんず・うぉ~か~』がヒットし始めた時期。お金のことは何とかなるだろうと楽観していました。

 離婚時に1歳の息子がいました。親権は自分が引き取るということで、スムーズに話がまとまりました。別れた後は、息子と一緒に福岡の実家に帰り、月に数日は東京に出稼ぎに出るという生活を数年続けました。往復の交通費はかかりましたが、住居費はなし。両親が子どもの面倒をみてくれたので、子育ての心配もそれほどせずに済みました。

 そんな訳で、お金の苦労はそれほどありませんでした。ただ、今考えると、養育費はきちんと払ってほしかった。本来は、親権を手放す側が率先して、養育費を払うという姿勢を見せてほしい。「取る、取らない」という目線ではなく、それがわが子に対するマナーなんじゃないでしょうか。


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