眞子さま(C)朝日新聞社
眞子さま(C)朝日新聞社

 秋篠宮家の長女・眞子さま(28)が小室圭さん(28)との結婚に向け、今年に入り宮内庁の重鎮らを呼び出して直接、意見を聞くという異例の行動に出ていたことを4月21日発売の「週刊朝日」が報じた。果たして、その結果はどうだったのだろうか。

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 そもそも眞子さまと小室さん結婚が延期になった原因は、17年12月に報じられた小室家の金銭トラブルだ。当時、秋篠宮ご夫妻が説明を求めても、小室さん親子は、「解決済みです」と繰り返すばかりだったという。
 
 秋篠宮ご夫妻は元来、結婚には憲法に基づき当事者同士の意思が尊重されるべきだという考えだ。だが、同時に婚約にあたる「納采の儀」をはじめ結婚に関わる一連の行事は家同士で行われるため、両親にも意見を述べる余地があるとも考えている。
 
 さらに、婚約や結婚に関わる数々の儀式や皇籍離脱に伴う1億円超の一時金の出どころは税金である。こうした理由から、秋篠宮さまは、納得する説明と国民の祝福なしに、「納采の儀は執り行えない」とふたりの結婚にストップをかけたのだ。
 
 結局、十分な説明がなされないまま、小室さんは18年夏に米ニューヨークの大学へ留学した。

「秋篠宮両殿下は、小室さんが米国に滞在してふたりの間に物理的距離が生じれば、眞子さまの気持ちも落ち着くと考えておられました」(秋篠宮家と交流のある人物)

 しかし、ここには世代間の感覚の違いからくる“誤算”もあった。いまの時代、相手が海外にいてもスマホさえあればSNSやアプリの無料通話はもちろん、映像と音声を伴ったやり取りで、まるでそばにいるかのようなコミュニケーションが可能だ。眞子さまの世代にとって、物理的な距離が心の距離につながるとは限らない。

「小室さんと結婚する」という眞子さまの決心は、小室さんが留学中の1年半の歳月の間に、より強くなったようにさえ映る。その胸のうちは、今年1月16日の「歌会始の儀」で披講された和歌にもにじんでいる。

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眞子さまが和歌に託された思いとは…