墨繪 ランチ/新宿駅西口のメトロ食堂街にある洋食レストラン。店内は外の喧噪が嘘のように落ち着いた雰囲気だ。写真は平日提供する日替わりの「さかなランチ」の主菜で、白身魚と桜海老ムース焼き。付け合わせに帆立のクリーム煮を添える。こちらに4種のひとくち前菜、アイスクリーム、コーヒー、2種類のパンが付いて2000円。平日ランチはこのほか、パスタランチ(1420円)や肉が主菜のランチ(1660円)など、選択肢が多いのもありがたい。グラスワインも充実する。税別 (写真/写真部・掛祥葉子)
墨繪 ランチ/新宿駅西口のメトロ食堂街にある洋食レストラン。店内は外の喧噪が嘘のように落ち着いた雰囲気だ。写真は平日提供する日替わりの「さかなランチ」の主菜で、白身魚と桜海老ムース焼き。付け合わせに帆立のクリーム煮を添える。こちらに4種のひとくち前菜、アイスクリーム、コーヒー、2種類のパンが付いて2000円。平日ランチはこのほか、パスタランチ(1420円)や肉が主菜のランチ(1660円)など、選択肢が多いのもありがたい。グラスワインも充実する。税別 (写真/写真部・掛祥葉子)
墨繪/東京都新宿区西新宿1-1-2 メトロ食堂街(営)11:00~21:15L.O.(休)メトロ食堂街定休日に準ずる(写真/写真部・掛祥葉子)
墨繪/東京都新宿区西新宿1-1-2 メトロ食堂街(営)11:00~21:15L.O.(休)メトロ食堂街定休日に準ずる(写真/写真部・掛祥葉子)
※この連載が一冊の本になりました。『著名人50人が自腹で通う隠れ家 人生最高のひと皿』(小社刊。週刊朝日編集部)、好評発売中。
※この連載が一冊の本になりました。『著名人50人が自腹で通う隠れ家 人生最高のひと皿』(小社刊。週刊朝日編集部)、好評発売中。

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回は、タレント・見栄晴さんの「墨繪(すみのえ)」の「ランチ」だ。

【「墨繪」の店内の写真はこちら】

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 僕は東京競馬場がある府中育ち。趣味の競馬が高じて、競馬番組で司会をするようになりました。毎週金曜日は待ちに待った競馬新聞の発売日。できるだけ早く入手したいから、いつも12時の発売と同時に新宿駅に行って購入しています。

 その前にたまに立ち寄るのが、こちらのレストラン。開店と同時に入って、お酒を飲みつつゆっくりと食事をします。ここのランチは、好物の明太子パスタに魚や肉料理をその日の気分で組み合わせて楽しめる。日替わりなのでいつ行っても飽きないですし、料理は季節の野菜が使われていてどれもおいしい。しかもパン屋を併設していて、バゲットがおかわり自由なんです。僕はオリーブオイルに塩と黒コショウをふってつけるのが好き。これだけでビールやワインが進みます。

 至福の時間を過ごしたあとは、競馬新聞を買いに走って土日のレース予想をたてる。じつは仕事のためというのは口実で……自分の馬券を当てるのに必死なんですけどね(笑)。

(取材・文/沖村かなみ)

「墨繪」東京都新宿区西新宿1‐1‐2メトロ食堂街/営業時間:11:00~21:15L.O/定休日:メトロ食堂街定休日に準ずる

週刊朝日  2020年4月24日号