東京五輪の選手村を軽症者の一時的な待機施設にする案も出ていますが、現状では病院以外の指定場所で待機をお願いするにしても、要請する法的根拠すらないのです。ましてや命令などできません。
いま私は、政党など関係なく、連携できる人と力を合わせ、市民主導の立法プラットフォームを作っています。多くの人の命がかかっているときですから、急いで法案を作ってSNSで公表したい。もし政府が参考にしてくれるのなら、内閣提出の法案でもいいので実現してほしいと思っています。
(本誌・亀井洋志)
※週刊朝日 2020年4月17日号に加筆