葬儀界から悲鳴…感染者かわからない「隠れコロナ」の恐怖 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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葬儀界から悲鳴…感染者かわからない「隠れコロナ」の恐怖

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※写真はイメージです (Getty Images)

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 新型コロナウイルスによって全国の葬儀場が混乱している。志村けんさんが新型コロナによる肺炎のため死去。入院中、遺族の面会は許されず、荼毘(だび)に付された。最期の対面すらかなわないのか。

 厚生労働省は、新型コロナで亡くなった人の遺体を扱う従事者に対し、遺族らが遺体に触れることを希望する場合には、手袋などの着用をお願いするよう通達しており、面会は“禁止”していない。

 和光葬儀社(神奈川県)の渡辺智史社長はこう話す。「ご遺体と面会される状況は葬儀場としては避けたいんです。ご遺体は納体袋に収容されますが、チャック部分はウイルスが付着しやすい。それにもかかわらず面会させて万が一、感染されたら困る。ご遺族の中には、感染してもいいからという方もいらっしゃいますが、感染が広がる危険性も考えれば、そこまでのリスクは背負えません」

 一方で、遺族の思いをくむあまり、感染してもかまわないという姿勢で面会を認める業者もいるという。

 東京都の福祉保健局環境保健衛生課の担当者は説明する。「参列者の人数制限など、葬儀業者からお問い合わせがありますが、厚労省からの通達で、ご遺体の見送りについては制限していません。各火葬場や葬儀場に判断をお任せしているのが実情です」


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