奴隷から米国紙幣に描かれるまでになった女性描く「ハリエット」が伝えるもの (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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奴隷から米国紙幣に描かれるまでになった女性描く「ハリエット」が伝えるもの

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週刊朝日
監督 ケイシー・レモンズ/27日からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開/125分 (c)Universal Pictures

監督 ケイシー・レモンズ/27日からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開/125分 (c)Universal Pictures

監督 ケイシー・レモンズ/27日からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開/125分 (c)Universal Pictures

監督 ケイシー・レモンズ/27日からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開/125分 (c)Universal Pictures

 アフリカ系アメリカ人として初めてドル紙幣に採用され、アメリカでは誰もが知る奴隷解放運動家のハリエット・タブマン。今年のアカデミー賞では、エリヴォが主演女優賞、彼女の歌う曲が主題歌賞にノミネートされた。

【「ハリエット」の場面写真はこちら】

 1849年、アメリカ・メリーランド州。ブローダス農場の奴隷ミンティ(シンシア・エリヴォ)は、幼いころから過酷な労働を強いられていた。そんな彼女の願いはただひとつ。いつの日か自由の身になって、家族と共に人間らしい生活を送ること。

 ある日、借金の返済に迫られた農場主が、ミンティを売りに出す。遠く離れた南部に売り飛ばされたら、もう二度と家族には会えず、お互いの消息すらわからなくなってしまう。脱走を決意したミンティは、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指して、たったひとりで旅立つ。

 やがて彼女は逃亡奴隷を助ける地下組織で「車掌(逃亡の誘導係)」となり、奴隷解放運動家になっていく──。

 映画評論家たちの評価は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
「自由か死か」と叫んで激流に身をひるがえす奴隷ハリエットのカッコ良さ。女性監督が敬意をこめて描いたハリエット像はきっぱり、はっきりの行動力を持つ熱血女性。残してきた夫の救出に戻った後に待つ現実は悲しすぎ。


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