球児たちの「救済措置」へ、プロ野球OBなどから様々な案が出されている。「春夏合同甲子園」開催を望む声も。今回の32校に夏の49校を加えた81校で開催するプランで、日程の問題をクリアすれば、実現は十分に可能だ。ネット上でも賛同の意見がある。
「異例の中止なのだから、春夏合同出場も異例、特例で実施も考えるべきと思います」
「オリンピックイヤー、夏の高校野球も豪快にやって欲しい。センバツ32校も加えて最大81校これはファンもたまらんね」
一方で、反対の声も。
「選手たちは望んでいるのだろうか? 夏も実力で地方大会を勝ち抜いて出場したいと思っているはず。それなら別の時期に違う冠名での大会を甲子園で開催したほうがいい」
「高校野球の指導者ですが、春夏合同甲子園は反対です。子供たちも夏の地方大会を免除して、特別扱いで甲子園に出ることは望んでいないと思います」
出場するはずだった球児たちの救済措置は考えなければいけないだろう。(牧忠則)
※週刊朝日 2020年3月27日号