さて、ゴルフです。アジアンツアーのニュージーランドオープン(2月27日~3月1日、ニュージーランド・クイーンズタウンのザ・ヒルズGC、ミルブルックリゾート)で、木下稜介(28)が9位に入って日本勢トップでした。好調が続いてますね。

 ショットの精度は高い選手なんで、あとは自信じゃないですか? ああやって場慣れしてきて、いろんなところで結果を出せるようになれば、それなりによくなってくる人はいるんで、そういうタイプなんでしょうね。

 実力はあったけどメンタルの部分が邪魔してたっていう選手も多いんです。「練習場だとうまいんだけどなあ~」っていう選手が。そこを抜け出すためには自信をつけること。木下はいま、そのターニングポイントにいるんじゃないでしょうか。頑張ってほしいですね。

 それにしてもコロナウイルスの脅威が収まりませんね。3月30日に「第19回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」(千葉CC 梅郷コース)をやる予定なので、そろそろしっかり話し合わないといけないって思ってます。いろんな状況を考慮して、慎重に考えたいです。お子さんたちが集まるので。

週刊朝日  2020年3月20日号

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丸山茂樹

丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。

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