辛いけど爽快感! 本誌女性記者が「世界のマニアック武術」を体験 (2/5) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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辛いけど爽快感! 本誌女性記者が「世界のマニアック武術」を体験

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吉川明子週刊朝日
【Kalaripayattu カラリパヤットゥ(インド)】Model:ニディーシュ・カリンビル (撮影/写真部・馬場岳人)

【Kalaripayattu カラリパヤットゥ(インド)】Model:ニディーシュ・カリンビル (撮影/写真部・馬場岳人)

■Savate(サバット=フランス)
 フランス革命時のストリートファイトから始まり、貴族の護身術として発展。靴を履いてのキックが特徴で、“手足のフェンシング”とも称される。攻撃の多彩さや攻防の美しさも魅力だ。「最小限の力で最大限の打撃を与えられます。女性でも攻撃の威力を実感できるところが面白いです」(日本代表の原万里子さん)

 世田谷区内の公共施設で日曜日に開催されている、定例の練習会に参加した。身に付けるのはグローブ(レンタルあり)と運動靴。はじめにパンチとキックの基本的な動きを教えてもらい、経験者と一緒のレッスンに参加することに。ペアになり、コーチが「じゃあジャブ、ストレートと打って、それを避けて右のシャッセ・ラテラル(サイドキック)」などというように、動きの指示を出し、それを双方でやりあう。

 ペアになって、まず行うのは「サリュ」という挨拶。右手を左の肩口に置き、胸の前で軽く振る動作なのだが、これがフランスっぽくてテンションがあがる。その後、コーチの指示に従ってお互いでパンチとキックを打ち合う。これは、正しいフォームで打つ、避ける動作を繰り返し行って身に付けるのが目的なので、本気でパンチやキックをするわけではない。

 メンバーのみなさんはとてもやさしく、フォームがおかしかったらちゃんと教えてくださるので初心者にも安心だ。また、サンドバッグなどではなく、人間相手に打ち合えるのは面白い。練習時間は2時間。対人練習のほかに、ひたすら打ちまくり、蹴りまくりの練習などがあり、終了時には汗だくでバテバテ。かなりの運動になることは間違いない。そして翌日、背中や太ももの筋肉痛に襲われた。中学、高校時代の剣道部で経験したきつい部活を彷彿とさせる、辛さと爽快感があった。


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