東大合格発表の日!佐藤ママでも「口から心臓が飛び出そうになった」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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東大合格発表の日!佐藤ママでも「口から心臓が飛び出そうになった」

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庄村敦子週刊朝日
合格発表の日は「言葉では説明できない」気持ちだったという佐藤ママ(撮影/写真部・小山幸佑)

合格発表の日は「言葉では説明できない」気持ちだったという佐藤ママ(撮影/写真部・小山幸佑)

 3月10日は東京大学の合格発表の日。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、掲示板による発表はなくなりましたが、4人の子ども全員が東大理三に合格した佐藤ママこと佐藤亮子さんに、発表当日の思い出を聞きました。

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 3月10日は、東京大学の合格発表が行われる日です。この数日で、国公立大学の前期試験の合格発表が次々と行われました。

 この時期になると、わが家の4人の子どもたちの合格発表のことを思い出します。

 発表当日の朝に受験生と私で奈良の自宅を出て、東大に一緒に見に行くことにしていました。京都駅から新幹線に乗りますが、プラットホームで何人かの灘の同級生とお母さんに会いました。合格発表前なので緊張している母親同士は短めの会話、子供たちは楽しそうに話していました。

 東大に着いて上の3人は赤門から、娘の時は正門から入りました。娘の時から発表の場所が図書館の前から安田講堂の前の道に変わりました。図書館の前の道は「合格通り」と呼ばれていていたのですが、図書館が工事中になので場所が変更になったのです。

 当時、合格通りはものすごい人の群れで、一斉に走りださないようにアメフト部員がスクラムを組んで立っています。なぜか大きな太鼓の音がして、少しずつ前に進む彼らの後ろを受験生と保護者がはやる気持ちを抑えて歩くのです。

 まず文科一類の番号で喜ぶ人を横目に見ながら一番奥の理科三類までの道のりの遠いこと。その後、文二、文三、理一、理二と通り過ぎながらやっと理三の前に。番号を確認して「良かった~」という気持ちでした。

 向こうに見えている板の上には果たして自分の番号はあるのか、という気持ちは今思い出しても、言葉では説明できないですね。「心臓が口から飛び出そう」という表現がありますが、リアルにそんな感じでした。

 三男の時は私と二人で歩き始めたのですが、文2の前くらいで三男がスマホを見て「あっ!もう合格最低点がネットに上がっている」と言って画面を見せてくれました。「その点より上かどうかわからないじゃない?」と聞くと、「いや、確実に合格してるわ」と言って落ち着いた顔でスマホの画面を閉じました。「模試でもこの点数を下回ったことはないし、友達と答え合わせをした時も大丈夫だった」とすました顔でいうのには、情報の扱い方の世代の違いに驚きました。


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