新型コロナウイルスでプロ野球オープン戦が無観客試合、選手から「ある心配」の声が (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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新型コロナウイルスでプロ野球オープン戦が無観客試合、選手から「ある心配」の声が

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梅宮正宗週刊朝日#新型コロナウイルス
無観客で行われたソフトバンク―阪神のオープン戦=2月29日(C)朝日新聞社

無観客で行われたソフトバンク―阪神のオープン戦=2月29日(C)朝日新聞社

無観客で行われた巨人―ヤクルトのオープン戦=2月29日(C)朝日新聞社

無観客で行われた巨人―ヤクルトのオープン戦=2月29日(C)朝日新聞社

 新型コロナウイルスの感染が拡大している中、スポーツイベントが軒並み中止になっている。プロ野球も例外ではない。日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は2月26日、オープン戦を無観客で実施することを決定。プロ野球の無観客試合は公式戦、オープン戦を通じて初の出来事のため、現場も戸惑いが大きい。

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「オーライ!」

「OKOK!」

 試合中にフライが上がると、普段はファンの歓声でかき消される選手の野太い声が響き渡る。外野を守る選手はある悩みを口にする。

「お客さんの歓声の中でプレーすると、外野フライの守備で声を出しても、選手同士は声が聞こえない。でも、その状況が公式戦への良い練習になるんです。新しい選手が加わった場合はオープン戦で外野の連係を確認できるけど、今年はそれができない。『十何年も野球をやっているから対応できるだろう』と思われるかもしれないけど、外野手の動き、間合いはそれぞれ違う。いきなりお客さんが入った公式戦でプレーするのは不安があります」

 他の選手からも、

「お客さんの声援がないと気持ちが高まってこない」

 という声は多い。テレビを見ていても違和感を覚える。投手が三振を奪っても、打者が本塁打を打っても、スタンドに観衆がいないため当然ながら盛り上がらない。2月28日に育成から支配下登録された巨人のイスラエル・モタが翌29日のヤクルト戦(東京ドーム)で左越えアーチを放ったが、お客さんが入っていれば球場の雰囲気は全く違ったものになっただろう。


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