そんな2人は、それぞれ、復活への道を歩み始めた。亮の謹慎中の昨年12月、相方の淳が株式会社LONDONBOOTSを設立し、代表取締役に就任したことを発表した。亮と淳はその会社に所属。吉本との関係は、LONDONBOOTS社がエージェント契約を結ぶかたちとなった。

「今回の復帰ライブはエージェント契約第1回目の仕事になります」(吉本興業)。

 復帰ライブ2日前のYouTubeチャンネルでは、ロンドンブーツ「1号」は亮、「2号」が淳だったが、これからは逆にして「1号」が淳、「2号」は亮などと発表した。

「話題作りだと思いますね。もともと1号、2号はそれぞれどちらかはあいまいで、決まっていたわけではないので」(ラリー氏)

 一方の宮迫はというと、ロンドンブーツの復帰ライブ前日の1月29日には、YouTubeで謝罪動画を公開。現在、吉本との契約は解消、明石家さんまの個人事務所の「預かり」となっていることを明かした。動画は約220万回も再生されたが、視聴者の高評価は5.9万なのに対し、低評価は11万と、世間からはなかなか厳しい目が向けられている。

「宮迫さんの場合、地上波テレビに復帰というのは今はムリなので、できることを探した結果、YouTubeに行き着いたんでしょうね。しかし準備が甘かったのではないか。動画で、宮迫さんは『僕は正直、テレビの人間です。YouTubeというものを敵として見ている側の人間だったんです』と、話していましたが、これは非常にまずい。YouTubeを普段から見ている人や、ユーチューバーの人からしたら『敵』といわれていい気分はしないでしょう。宮迫さんの動画は、思うがままに語っていて行き当たりばったりで、戦略がハッキリしていない」(同)

 別の芸能事務所のマネージャーはこういう。

「テレビ番組はスポンサーが金を出すから作れている。今はスポンサーから嫌がられたら番組が成り立たない。闇営業はスポンサーが嫌がるので、地上波での復活はそう簡単ではないはず」

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好意的なコメントで埋め尽くされたロンブーのライブ配信