広末涼子が猛特訓したことは? 中井貴一&佐々木蔵之介主演「嘘八百」で (3/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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広末涼子が猛特訓したことは? 中井貴一&佐々木蔵之介主演「嘘八百」で

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[左から]中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、広末涼子さん [撮影・掛祥葉子(写真部)/中井貴一=ヘアメイク(HM):藤井俊二、佐々木蔵之介=HM:西岡達也(ラインヴァント)、スタイリング(STY):勝見宜人、広末涼子=HM:山下景子(KOHL)、STY:道端亜未]

[左から]中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、広末涼子さん [撮影・掛祥葉子(写真部)/中井貴一=ヘアメイク(HM):藤井俊二、佐々木蔵之介=HM:西岡達也(ラインヴァント)、スタイリング(STY):勝見宜人、広末涼子=HM:山下景子(KOHL)、STY:道端亜未]

[左から]佐々木蔵之介(ささき・くらのすけ) 1968年2月生まれ。京都府出身。主な映画出演作に「間宮兄弟」(2006年)、「超高速!参勤交代」(14年)、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(17年)、「空母いぶき」(19年)など多数/広末涼子(ひろすえ・りょうこ) 1980年7月生まれ。高知県出身。WOWOWオリジナルドラマ「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」第3話(2月7日OA)に出演、映画「ステップ」が4月3日公開予定/中井貴一(なかい・きいち) 1961年9月生まれ。東京都出身。主な映画出演作に「連合艦隊」(81年)、「ビルマの竪琴」(85年)、「壬生義士伝」(2003年)、「記憶にございません!」(19年)など多数 [撮影・掛祥葉子(写真部)/中井貴一=ヘアメイク(HM):藤井俊二、佐々木蔵之介=HM:西岡達也(ラインヴァント)、スタイリング(STY):勝見宜人、広末涼子=HM:山下景子(KOHL)、STY:道端亜未]

[左から]佐々木蔵之介(ささき・くらのすけ) 1968年2月生まれ。京都府出身。主な映画出演作に「間宮兄弟」(2006年)、「超高速!参勤交代」(14年)、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(17年)、「空母いぶき」(19年)など多数/広末涼子(ひろすえ・りょうこ) 1980年7月生まれ。高知県出身。WOWOWオリジナルドラマ「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」第3話(2月7日OA)に出演、映画「ステップ」が4月3日公開予定/中井貴一(なかい・きいち) 1961年9月生まれ。東京都出身。主な映画出演作に「連合艦隊」(81年)、「ビルマの竪琴」(85年)、「壬生義士伝」(2003年)、「記憶にございません!」(19年)など多数 [撮影・掛祥葉子(写真部)/中井貴一=ヘアメイク(HM):藤井俊二、佐々木蔵之介=HM:西岡達也(ラインヴァント)、スタイリング(STY):勝見宜人、広末涼子=HM:山下景子(KOHL)、STY:道端亜未]

(c)2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会

(c)2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会

中井:コメディーを演じる時に何が一番必要かと言うと、悲劇が必要なんです。「嘘八百」では、僕たちの中に何か足りないものが存在している。そこを補おうとする人間のチャーミングさみたいなものが見えた時にコメディーに見えてくるんだと思うんです。みんなが必死に生きることがコメディー。走っていってこけて笑わすというのは、コメディーではなくてギャグ。相互の関係の間に起きる笑いがコメディーであり喜劇だと思います。「嘘八百」という映画は、いろんなものが足りない現場を人間力で埋めていこうとする。映画作り自体がすでにコメディーなんです。

佐々木:僕がコメディーに関して思うのは、やっぱりパーフェクトな人って面白くないんです。足りないとか欠けている、という人が一生懸命やるから客観的に見るとおかしくてチャーミングで応援したくなる。今回の主役でもある「へうげもの(ひょうきんもの)」と呼ばれる織部の茶器の魅力は歪(ゆが)みや疵(きず)。それがあっても美しいんだよ、いいんだよ、っていうところは人間にも通じる。パーフェクトな人なんて誰もいませんから。

中井:今回は歪んでいる人しか出てないと思うしね(笑)。

佐々木:それがいいなと思います。今は完璧を求めすぎているのではないかと思うんです。人はもうちょっと寛容でないといけない。歪んだものも評価できないといけないだろうなと思いますね。

中井:前作が利休の茶器で今回は織部のはたかけ。僕は2作目でこの「歪み」を取り上げたことに、感じるものがありました。利休は派手というものを嫌い、地味な色使いだけれども真実の美しさを追求した。利休の弟子であり利休亡き後天下一の茶人となった織部は、そこからさらに、歪みや疵のある茶器にも芸術的価値を見いだしていく。でも、二人に共通するのは、基本をきちんと理解していることです。

広末:私もこの現場で小手先ではなく、力のある役者さんたちが一生懸命、まじめにやることがベースにないと、人を笑わせられないということを感じました。見ていてこれだけ楽しめるのは、貴一さんのセリフ量や蔵之介さんの技術的な部分の見せ方など、きちんとしたベースがあるからこそ、面白みや痛快感につながっていくのだと実感しました。


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