女子アナが地方の中小企業を救う? 「女子アナ広報室」とは (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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女子アナが地方の中小企業を救う? 「女子アナ広報室」とは

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野田太郎週刊朝日#企業
樋田かおりさん (女子アナ広報室提供)

樋田かおりさん (女子アナ広報室提供)

広報業務として記者発表の司会に取り組む女子アナ広報室のトーマス・サリーさん (女子アナ広報室提供)

広報業務として記者発表の司会に取り組む女子アナ広報室のトーマス・サリーさん (女子アナ広報室提供)

 企業の広報担当者は、自社のPRで業績アップにつなげるのがお仕事。でも、中小企業はメディアに登場する機会が限られる。浮上への険しい道を、アナウンサー経験者に案内してもらえたら……。そんなユニークな取り組みが、じわり注目を集めている。

【写真】記者発表の司会に取り組む女子アナ広報室のトーマス・サリーさん

*  *  *
 その名も「女子アナ広報室」。アナウンサー経験者が企業の専属広報を務める仕組みだ。

 ネットで検索すると、「女子アナ広報室」というページタイトルのバックに、なんとも華がある女性が並んでいる。

 2019年夏、この女子アナ広報室を立ち上げた、トークナビ(東京・渋谷)代表の樋田(といだ)かおりさんが、そのこころを説く。

「普段、マナー講座等の仕事で接する企業の経営者が『会社のPRはどうしたらうまくいくのか』と嘆く姿を見てきました。特に中小企業は広報業務にヒト・モノ・カネをそれほど注げません。そこに着目したのです」

 手掛ける業務は多岐にわたる。

 まずはじっくりとヒアリングする。商品やサービスについての魅力、強みを把握し、メディア向けの資料にまとめ、経営者の確認を取る。そのうえで興味を抱きそうな媒体に取材を呼びかける。

 経営者がテレビ出演を果たす際にはカメラ映りについて助言。メディア慣れしていない経営者のアドリブ力をつけることもねらいだという。

 担当者は広報業務そのものを請け負うため、時にはデスクワーク、電話営業もこなすのだとか。料金は1カ月40万円。

 実際に女子アナ広報室に広報業務を委ねた企業経営者たちの評判は上々だ。広報室のHPには喜びの声が寄せられている。

「一押し商品をどうやってPRするか、考えあぐねていたところに出会ったのが女子アナ広報室でした。PRの反響もよく、売り上げもアップしました」

「依頼して3カ月で、相続に詳しい税理士法人としてテレビ出演を果たすことができたのも女子アナ広報室のおかげです」

 樋田さんによると、「差別化しづらい職種の企業からのオファーが増えてきている」という。「社員数人のベンチャー」「町の工務店」「防災用品販売会社」などが導入例として挙げられるという。


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