昨年11月、東京都内でパラ競技の練習を視察した時のハリー王子(左)。英ウィンブルドンでテニス観戦中のメーガン妃=2018年7月 (c)朝日新聞社
昨年11月、東京都内でパラ競技の練習を視察した時のハリー王子(左)。英ウィンブルドンでテニス観戦中のメーガン妃=2018年7月 (c)朝日新聞社

 ハリー王子とメーガン妃の「王室離脱」宣言が世界を騒がせている。

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 英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんはこう話す。

「ふたりが英国で住んでいたウィンザー城のフログモアから、使用人を残してコックやメイドが出ていきましたから、ふたりは英国にしばらく帰らず、無料で借りているカナダの大邸宅にとどまるとみられています。メーガン妃は友人に対し、英王室が『毒のある環境』『人種差別があった』と漏らしています。それほど、英王室での暮らしが苦しかったのでしょう」

 エリザベス女王はメーガン妃を可愛がっていたが、周囲のすべてが彼女に好意的ではなかったようだ。

 英紙デイリー・メールは、2017年に「綿花奴隷から王族になったメーガン・マークル家の150年」とタイトルをつけてメーガン家の家系図を掲載したり、女王のいとこの妃が、昼食会に黒人の顔を模した大きなブローチをつけて出席したりした。もちろんメーガン妃もその場にいた。

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