田原総一朗「複雑な米イラン対立 論議なき自衛隊派遣は問題だ」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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田原総一朗「複雑な米イラン対立 論議なき自衛隊派遣は問題だ」

連載「ギロン堂」

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田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 (c)朝日新聞社

田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 (c)朝日新聞社

イラスト/ウノ・カマキリ

イラスト/ウノ・カマキリ

 そして、トランプ氏はイランの反政府デモを応援しているのである。

 イラン政府は、米国と対立しているのか、それともイラン国民と対立しているのか。

 イスラム教というのは、私たちには理解するのが難しいのだな、とつくづく思う。

 それにしても、こうした大緊張の中で、自衛隊の護衛艦が中東に派遣されるのをどう捉えればよいのか。

 野党やリベラル系のメディアは強く反対している。危険極まりない、と。

 だが、危険だからこそ、護衛艦が派遣されるべきだと捉えることもできる。

 しかし、もしも日本の石油タンカーがいずれかの勢力から狙われていることがわかったら、自衛隊はその相手を攻撃することができるのか。もしも外国のタンカーが攻撃された場合はどうするのか。

 そういうことを国会で論議せずに派遣するのは、やはり問題である。安全保障については、与野党ともに触れるのを嫌がっているのだが。

週刊朝日  2020年1月31日号


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田原総一朗

田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年、滋賀県生まれ。60年、早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。早稲田大学特命教授を歴任する(2017年3月まで)。 現在、「大隈塾」塾頭を務める。『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)、『激論!クロスファイア』(BS朝日)の司会をはじめ、テレビ・ラジオの出演多数

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