野党共同で立ち上げたカジノ問題追及本部の第2回ヒアリング(16日)で、無所属の階猛衆院議員が、こう追及した。

「外為法違反で1500万円の現金が日本に持ち込まれているわけですが、賄賂に使われたとされる300万円以外の残りの1200万円が行方不明。行方がわからないうちに、(カジノ推進の)ルールを作るのはおかしい」

 国会が始まった20日、立憲民主などの野党4党は、カジノ営業を禁止する法案を衆院に提出した。

 野党は「IR汚職」のほか、「河井夫妻」「自衛隊の中東派遣」「桜を見る会」の問題についても追及する構えだ。(本誌・上田耕司/今西憲之)

※週刊朝日2020年1月31日号より抜粋

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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今西憲之

今西憲之

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

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