フォロワーから小室氏についてのツイートなのかツッコまれると、<そういう人だと思ってたけどね,ぼくはお金はいらない。だけどね。。KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこというって、どういうことなのかなぁ>とKEIKOの名前も出したうえで、<小室さんにまた名曲をかいてもらきたいけど無理なのかな。何年もヒット曲ないもんね。ほんと頑張ってもらいたいけど、松浦くんとはもう10年も付き合いづらい関係なんだ、とか言われちゃうと俺も萎えちゃうわ>と苦言を呈した。

 その後、同月30日には<さっき成田空港で小室さんから電話がありました。来月2人で話すことにしました。僕が妥協するわけですかね。もうこれ以上は小室さんについては書くのは辞めると言いました。だからそれは守りますが、会談が決裂したら知りません。そりゃそーでしょ>とツイッターで明かした。

 松浦会長のツイートからは小室氏に対する怒りの感情が伝わって来る。これに対して、インターネット上では<エイベックスも小室さんのおかげでかなり稼いだわけだし、さすがに言い過ぎでは?>、<松浦さんは5億円詐欺事件の時、ポケットマネーで解決金を建て替えたわけだから、今の小室に対して色々と言いたい気持ちも分かる>など、さまざまな意見が飛び交っているが…。

前出の同社のスタッフはこう語る。

「小室さんの引退会見についてはウチの会社の方で仕切りましたが、その後は一般人になるということで講演会の仕事などは独自にオファーを受けているようです。それでいて、借金の返済は遅々として進まず、その意思すら曖昧な感じですからね。それでいて、いまだにウチに所属しているKEIKOさんを泥沼の離婚訴訟で切り捨てようとする一方で、一部報道では看護師の女性とはいまだに親密な関係を続けているようですし、松浦会長が怒るのも当然でしょう。確かに小室さんは会社の功労者ではありますが、会社の経営が厳しくなった時にもそれ相応の破格の扱いはずっとしてきましたし、世間に物議を醸す過激な言動も多い松浦会長ですが、今回ばかりは社内でも肯定的な見方が大半です」

 松浦会長と小室氏による直接会談、その結果が何とも気になるところである。(立花茂)
※週刊朝日オンライン限定記事

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立花茂

立花茂

東京都出身。大学を卒業後、スポーツ紙の芸能記者として活躍。その後、週刊誌や月刊誌、ニュースサイトなどでも記事を執筆。得意ジャンルは芸能だが、取材対象はアニメ、競馬、プロレスなど多岐に及ぶ。最近はweb3.0にも興味あり。

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