補欠・吉田祐也(4年)

「チームとしては出雲駅伝5位、全日本大学駅伝2位と非常に悔しい結果に終わってしまっていて、11月に入ってからチームとしてもようやく総合優勝を狙えるというふうに宣言できるまでに成長してきました。個人としては、やはり2年連続で箱根駅伝を走れず非常に悔しい思いをしているので、最終学年の責任とあとチームの副キャプテンとしてそれにふさわしい走りをしたいと思っています。
 3年連続でエントリーメンバーに入ることができましたが、2年連続で11番目の次点で、今年に関してはチームとしても個人としても非常に悔しい結果で終わりました。その11番目の次点から逃げずにここまで頑張ってこられたのが自分の強みだと思っています。
 僕自身は競技を引退し、一般の企業に就職して社会人になりますが、箱根駅伝は競技人生10年の集大成。これまでお世話になった方々に恩返しをする走りをしたいというふうに思っています。将来の夢としては、僕の同期からは実業団に多く進むので、国際大会で卒業する同期を現地で応援したいなと思っています」

 4区・市川唯人(3年)

「エントリー日の12月10日まで2軍寮で生活をしていました。昨季まで故障で全く走れずに、本当にずっと悔しい思いをしてきて、ようやくここ最近になって走れるようになり、16人の枠のエントリーメンバーを勝ち取ることができた。
 チームの力の中では下の方にいたので、下の方でしっかり結果を出してチームの底上げをすることが自分の好循環になると思い結果にこだわってやってきました。
 2軍寮で生活している先輩方が頑張る姿を見てきたので、自分もそこに続くように頑張りたい。当日は走れるように、頑張っていこうと思う。
 中学の時から陸上を始めて、その時から箱根に憧れてずっと競技をやってきました。自分は競技を続けたいと思っているので、夢としては、長く続けたらなと思っています」

 8区・岩見秀哉(3年)

「19年はあまりうまくいかなかったのですが、11月に入ってから良くなってきたので、この調子でチームの優勝に貢献できるような取り組みをしたいです。箱根駅伝は競技を始めた時からの目標。それは変わっていません。将来の夢は、これまでお世話になった人に恩返しをすることです」

次のページ
神林勇太「両親に恩返し」