マンション住まいの社長さんは「01号室」がお好き  マザーズ、東証1部上場は10階以上、地方上場や未上場は低中層?

浅井秀樹週刊朝日
(東京商工リサーチのデータから作成)
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(東京商工リサーチのデータから作成)

 マンションに住む会社経営者は何号室が多いか――。東京商工リサーチ(TSR)が50万人を対象に調べたところ、会社の売り上げ規模にかかわらず、「01号室」が圧倒的に多いことがわかった。それも低層階かせいぜい中層階。なぜなんだろう?

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「角住戸で、風が気持ちよく部屋のなかを流れていき、窓も大きく感じます。両側を他の住戸に挟まれた物件の場合は風が通り抜けられません」

 こう話すのは金融関連コンサルタント会社の代表を務める50代の男性。首都圏の海辺に面した場所にあり、大手ディベロッパーが分譲したマンションの中層階にある「01号室」に住んでいる。このマンションの住戸を選んだ理由の一つは、最寄りのターミナル駅から近いからという。

 この男性は経営者としての才覚からか、こうも話している。

「ここは売りたいときにも売りやすい物件です。日本では家族が増えたから、自分の財力でも買えるからという理由で、マンションを買ったという人が多いのですが、それは間違っていると思います。将来、売りたくなったときにも売れる物件だから買うものです。流動性の乏しい不動産を買うのは怖いことです」

 住んでいて快適であり、もしも売りたくなったときに誰もが欲しいと思ってくれる物件。それが今住んでいるマンションの部屋だったという。

 不動産関連会社の代表の50代男性は、マンションの「01号室」を選んだ理由について、こう話している。

「経営者ともなりますと、帰宅する時間が深夜になることもあります。このため、相対的に周囲に迷惑がかかりにくい角部屋にしたということもあります」

 この男性は低層建てのマンションに住んでいる。最上階は夏場になると、屋根のコンクリートに熱気が残りやすいことから、最上階から一つ下の階の「01号室」を選んだという。

 TSRが全国約375万社のうち、マンションなど集合住宅に住み、部屋番号が判明した50万4200人の社長について分析した。

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どこに上場しているかで平均階数も変わる

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