4月19日には、秋篠宮さま(54)が皇位継承順位1位の「皇嗣」になったことを示す「立皇嗣の礼」がある。紀子さま(53)も公務に家庭にと多忙ななか、長男の悠仁さま(13)の教育に力を注いでいる。悠仁さまは、12月8日に姉の佳子さま(25)と、「少年の主張全国大会」に出席し、将来の天皇としての「学び」を積み重ねている。次女の佳子さまは、就職はせず、公務にいそしみながらもダンスをライフワークとして活動している。

「英国留学に行った際も、数日前までダンス仲間と練習に励んでいたほど。いまも、ヘソ出しのセクシー動画がマスコミに掲載されても、どこ吹く風でダンスに打ち込んでいます」(皇室記者)

 そして最大の問題は、長女の眞子さま(28)と小室圭さんの行く末だ。秋篠宮さまは先の会見で、ふたりの婚約延期を発表してから2年が経つ20年2月に、「何らかのことを発表する必要があるという風に私は思っております」と述べている。

 小室家の金銭トラブルについて、母親の元婚約者の男性との話し合いなどはいまだなされていない。また、秋篠宮ご夫妻が眞子さまや小室さんと話し合っている気配もなく、「根負けした秋篠宮さまが、ついにふたりの結婚を認めるのでは」との見方も出始めた。

 心配なのは上皇后美智子さま(85)だ。12月中旬に宮内庁は、体調不良が続いていると発表した。週刊誌やネットなどで中傷記事が出たことによる精神的なストレスが原因、との見方だ。

 高輪皇族邸への引っ越しは、20年3月末までに行うと発表された。上皇さま(86)とのお元気な姿を、みんな心待ちにしている。(本誌・永井貴子)

週刊朝日  2020年1月3‐10日合併号