10年ぶり復活「アンタッチャブル」  お笑い界にもたらした衝撃とは (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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10年ぶり復活「アンタッチャブル」  お笑い界にもたらした衝撃とは

緒方麦週刊朝日
漫才コンビとして活躍していたころのアンタッチャブルの柴田英嗣さん(右)と山崎弘也さん=2004年 (c)朝日新聞社

漫才コンビとして活躍していたころのアンタッチャブルの柴田英嗣さん(右)と山崎弘也さん=2004年 (c)朝日新聞社

ソロ活動で存在感を発揮していた山崎弘也さん (c)朝日新聞社

ソロ活動で存在感を発揮していた山崎弘也さん (c)朝日新聞社

今回の復活に協力したくりぃむしちゅーの有田哲平さん(右)と、上田晋也さん (c)朝日新聞社

今回の復活に協力したくりぃむしちゅーの有田哲平さん(右)と、上田晋也さん (c)朝日新聞社

 解散はしていなかったが、一部では不仲説もうわさされていた。柴田はラジオ番組で、山崎との関係を次のように語った。

「みんな信じないんだけど、俺と山崎は会ってたからね。誰も信じないけど(笑)誰もリークしないんだもん、だって。お店の人がやたら守ってくれたのかしら。ちょいちょい会ってたのよ、2カ月に1回とか長けりゃ半年に1回ぐらい会ってたからね」

 芸能評論家の三杉武さんは、アンタッチャブルの今後についてこう分析する。

「お笑い業界って、ファン目線でおもしろいと思う人と、業界内部のおもしろいと思う人とは、ズレがあることがあります。アンタッチャブルは視聴者やファンはもちろん、芸人仲間からも支持されていたコンビです。幅広い芸人さんたちが実力を認め、復活を待ち望んでいた。年末年始でバラエティーの特番が始まる直前、絶好のタイミングでの復活です」

 三杉さんはうまく復活できたのは、有田の存在が大きいと指摘する。

「有田さんはアンタッチャブルが売れない頃からかわいがり、山崎さんの魅力を発信した人、いわば“育ての親”です。お笑い好きなファンにはよく知られています。有田さんの番組で復活した、ということが、これだけ大きな反響の一因になっていると思います」
 
 山崎は「アメトーーク!」や「ロンドンハーツ」(いずれもテレビ朝日系)で人気芸人の座を確立してきた。コンビ再開はソロ活動にもプラスのようだ。

「山崎さんといえば、“暴走”と言えるくらい、立て続けにボケを繰り出せる人ですが、それを成立させるツッコミができるのは、ロンドンブーツ1号2号・田村淳さんや、有吉弘行さんら限られた方だけでした。やはり相方の柴田さんが、山崎さんのパワーを一番活用できる。今後はバラエティー番組のみならず、たとえばワイドショーのコメンテーターなど、活躍の幅が広がるかもしれません」(三杉さん)

 スーパーコンビ復活で、負けていられないと意気込む芸人もいる。南海キャンディーズの山里亮太はラジオ番組で、「漫才をちゃんとやらないとやべえな。だって、あんな面白い漫才をする人が帰ってきちゃった」と喜びながら語った。
 
 アンタッチャブル復活でお笑い界がさらに活気づけば、私たちファンも笑いながら新年を迎えられるかもしれない。
(本誌・緒方麦)

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