鮪喜(つなき) まぐろあご焼き/上質な天然本マグロの刺し身をはじめとする鮮魚が、豊洲の鮪問屋直営ならではの良心的な価格で味わえる。骨ごと香ばしく焼いた「まぐろあご焼き」(880円)は、あごの周りについたコラーゲンたっぷりの身に思わず箸が伸びる。酢でさっぱりと、味噌でピリッと味の変化が楽しめ飽きさせない。ハマグリの殻で中落ちをこそげ落として食べる「鮪の骨付き中落ち」(1480円~)や刺し身を豪快に盛った「鮪喜盛り」(3880円)など、忘年会にもおすすめの品が揃う。税別 (撮影/写真部・小山幸佑)
鮪喜(つなき) まぐろあご焼き/上質な天然本マグロの刺し身をはじめとする鮮魚が、豊洲の鮪問屋直営ならではの良心的な価格で味わえる。骨ごと香ばしく焼いた「まぐろあご焼き」(880円)は、あごの周りについたコラーゲンたっぷりの身に思わず箸が伸びる。酢でさっぱりと、味噌でピリッと味の変化が楽しめ飽きさせない。ハマグリの殻で中落ちをこそげ落として食べる「鮪の骨付き中落ち」(1480円~)や刺し身を豪快に盛った「鮪喜盛り」(3880円)など、忘年会にもおすすめの品が揃う。税別 (撮影/写真部・小山幸佑)
鮪喜(つなき)/東京都渋谷区恵比寿南1-9-10 TDビル1F(営)11:30~14:00(月~金) 17:00~23:30L.O. (金、土、祝前日~翌1:30L.O.)(休)日
鮪喜(つなき)/東京都渋谷区恵比寿南1-9-10 TDビル1F(営)11:30~14:00(月~金) 17:00~23:30L.O. (金、土、祝前日~翌1:30L.O.)(休)日

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回は、漫才師・島田洋七さんの「鮪喜(つなき)」の「まぐろあご焼き」だ。

【写真】「鮪喜(つなき)」の外観はこちら

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 20年ほど前から、佐賀を拠点にあちこち仕事に出かけています。東京に行ったら、弟子たちを連れてよく行くのがここ。豊洲の鮪問屋の経営らしく、鮮度抜群の刺し身や寿司が食べられる。しかも一品料理が多くて値段も手頃。普通の寿司屋だったら「好きなもん頼め」って言うても、弟子たちは気を使いよるんです。この店は気がねなく頼めるから、みんな喜びますね。

 鮪料理がいろいろあるのも問屋ならでは。カマ焼きはよく見るけど、「あご焼き」なんてめずらしいでしょ? 大皿にどーんと盛られてきて、あごの骨の周りにとろっとろの身がぎっしり詰まってる。鮪のあごがこんなにうまいとは知らんかった。これ以外にコリコリのタコの吸盤の軍艦巻きも必ず注文しますね。

 寿司屋もいろいろ行ったけど、この店を知ってから、今までのあの高級な寿司は何やったんかなあって。佐賀にもうまい魚はあるけど、つい足が向くんよね。弟子らも次はいつ連れてってくれるんやろって、首を長くして待ってるんと違うかな(笑)。

「鮪喜」東京都渋谷区恵比寿南1-9-10 TDビル1F/営業時間:11:30~14:00(月~金)、17:00~23:30L.O.(金、土、祝前日~翌1:30L.O.)/定休日:日曜

週刊朝日  2019年12月6日号